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☆番外編あらかると☆
第2章 恋の速さはallegro non troppo
ライヴホールの裏口から出た二人だったが、出待ちするファンやら、ライヴの余韻に浸り去りがたい様にファン同士で話したり、歌ったりするファン達が結構な数居るのを見て、祐樹は腕を組み考え込む。
「う~ん、やっぱりそうだよね……
どうやって抜け出そうか」
美名は息を切らし、壁に手を突いて呼吸をするのがやっとだった。
「はっ……も……もうっ……
そ……もそも……
何で抜け出……すなんて……」
「美名ちゃん……ゴメンね?
走らせたりして……
ははっ……でも、もう少し体力付けた方がいいかもね?」
祐樹は無邪気に笑って美名の頭を軽く撫でた。
「……っ」
恥ずかしくて、頬が染まって行く。

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