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☆番外編あらかると☆
第2章 恋の速さはallegro non troppo
「ぐぼ――っ
そんな事を言われても……
言葉から連想が始まり映像が頭の中に展開……
映像っ……!
ぐは――!」
「わ――っ
また――!」
「……もう、考えるのは止しなよ……」
「そっ……そんな事を言われても――
ぶへっ……」
更に鼻血を吹き出す三広の介抱を、亮介と野村が必死にしている横で、真理は綾波の肩を掴みガクガク揺すぶる。
「今日は終わったら美名と一緒にパーっと楽しくルンルンランラン打ち上げる予定だったのによ――!
テメェ、何処に美名を隠した――!」
「……何故俺が隠すと?
人聞きの悪い……」
「そ・れ・は!
テメェの日頃の行いがだなあ――っ」
「お前、ちょっと黙っとけ」
綾波は大きな掌で真理の顔をワシッと掴み、手刀で頭を叩いた。
「ひでぶっ……」
「ま、真理――!」
白眼を剥いて卒倒した真理に由清が駆け寄る。
皆がわぁわぁと騒ぐ中、綾波は乱れた服を直しながら唇を歪ませ笑った。
「……さて、王子様と姫様は、どこぞのお城へ隠れたのかな……」

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