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☆番外編あらかると☆
第1章 私とチョコ、どっちが甘い?~綾波とのVt




次の日はテレビ収録でお昼過ぎにスタジオ入りで、割りとゆっくりなスケジュールで良かったのだが、朝ご飯を作ってあげるつもりが寝坊してしまい、起きた時には既に綾波が当たり前の様にキッチンで食事を用意していた。


美名が慌てて寝室から飛び出して行くと、綾波は涼やかに笑った。



「まだ寝ていても大丈夫だぞ」



キッチンからは味噌汁の良い香りが漂い、綾波はだし巻き玉子を菜箸で器用に返している最中だった。



(う……
上手っ……
私より慣れてるかも……
まずい……女子力……負けてる)



美名は敗北感にうちひしがれ、溜め息を吐いたが、綾波が玉子をひとかけ箸に挟み美名の口元に持ってきて
「ほれ」
と促すと、反射的に美名は口を開けて玉子をパクついた。

出来立ての柔らかい玉子の甘さが、美名の頬を自然と綻ばせる。



「むむ……おいひ」


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