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☆番外編あらかると☆
第1章 私とチョコ、どっちが甘い?~綾波とのVt
「けど……
これだけじゃ、ありきたりよね……」
美名は溜め息を吐く。
サプライズと言っても、バレンタインデーにチョコを贈られるのは綾波だって想定している筈だ。
何か創意工夫と、少しのドッキリを計画して実行したいのだが……
良いアイデアはないか、と暇を見つけてはネットを漁るが、考えれば考える程わけがわからなくなる。
綾波は多分、過去に沢山、バレンタインの思い出があるに違いない。
モヤモヤするのが嫌だから聞いてみた事もないけれど……
美名はいつの間にか、眉間に皺を寄せていた事に気付きげんなりした。
「……もう今日は止めよ……
寝不足で顔がむくんじゃう……」
美名は欠伸をし、寝室に戻ると再びベッドへ潜り込んだ。
綾波は良く眠っている。
美名はその胸にそっと頬を寄せて目を閉じた。
(そうだ……
明日、真理君に相談してみよ……)
男性の気持ちはやはり、同じ男性に聞くのが手っ取り早いだろう。
目を瞑りながら、良い考えだとほくそ笑んだ瞬間、美名は眠りに沈んだ。

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