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☆番外編あらかると☆
第1章 私とチョコ、どっちが甘い?~綾波とのVt



綾波が小さく、くつくつ笑うのが耳を擽る。


美名はここが車中だと忘れそうになり、
(止めないで……)


と呟きそうになるが、運転手の


「お客さん、ここで一旦停まればいいんですね?」



という平坦な声で我に返り赤面する。



「ああ……
頼む」



綾波はゆっくりと身体を起こすと、掌で顔を隠して横になったままの美名の頭をそっと撫でた。



「……ほんの少し、待っていろ」



ドアが閉まる音がしたが、美名はいたたまれない。
半端に乱されて熱くなった身体をどうして良いかわからず、恥ずかしさに身悶えた。




(……運転手さんに全部聞かれちゃった……
剛さんったら、いつも私をこんな目に合わせて……
もうっ……剛さんなんか……剛さんなんか!)



叫び出したくなる寸前、ガチャリとドアが開き、冷たい空気が入り込む。


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