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☆番外編あらかると☆
第4章 ブライダル・ナイト―花嫁の君を抱いて
ホテルのサービスで、色とりどりの薔薇をバスタブに浮かべているのだ。女はとにかくそういう演出めいた事が好きらしく、ほなみも目を輝かせて喜んでいた。
今、壁の向こうではほなみが美しい身体を無防備に投げ出し、頬を染めて薔薇にうっとりしているのだろう。
智也は、今すぐにバスルームへ行って、彼女の肌に触れたい衝動に駆られたが、歯を食い縛った。
ほはみは、智也が淡白でクールな男だと思っている。本当の彼は真逆で、ほなみを情熱的に愛したい欲を抑え込んでいる事を知らない。
智也も、本気で彼女を抱き締めてしまったら、怖がられたり嫌われてしまうのではないか――と怖れていた。
我ながらなんと情けない――と思う。
彼女は俺の物なのに。もう、今日から二人は夫婦なのに――

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