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Christmas adventure(改稿版)
第1章 サンタとペコリーヌが笑う夜
「え……」
手を握る指に力が込められて、ほなみは振り払う事が出来ない。
「諦めないよ……ほなみも……音楽も」
カーテンを閉めたホテルの部屋は薄暗くて、昼間だと忘れてしまう。
このままベッドの上、何処か遠い世界へ行ってしまえたら、とほなみは思った。
西本の切れ長の瞳と唇が近付いてきて、前髪がほなみの額にサラリとかかる。
突然スマホの着信が鳴ってほなみは一気に現実に引き戻された。
この着信音は――
智也からだ。

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