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Christmas adventure(改稿版)
第1章 サンタとペコリーヌが笑う夜
近い距離にある綺麗な目と鼓膜の奥を震わせる低い声にドギマギする。すっかり振り回されてしまっているのが悔しい。
ほなみは虚勢を張ろうと冷たい声を出した。
「そ……それは……西くんが無責任だから……無責任にステージを放り出そうとするからじゃないの」
すると、彼は素直に頷いた。
「うん。だよね。分かってるよ」
予想外の反応にほなみが絶句していると、彼はクスリと笑って手の甲に軽くキスした。
「俺……ほなみに嫌いって言われたのがスッゲーこたえたんだよ。グサーッて。
そしたら……ラブバラードを歌うのが辛くなってさあ……バカだよなあ、我ながら」
「……」
――どうしてこの人の目はこんなにキラキラしているの?
ほなみが見とれていると、彼の目が真剣な物に変わる。
「でも俺は……諦めない」

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