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Christmas adventure(改稿版)
第1章 サンタとペコリーヌが笑う夜




「離さないよ」

 西本の瞳が真剣な光を帯び、ほなみは金縛りに遭った様に抵抗出来なくなった。
 彼はほなみの腰に手を回し、優雅に歩いて行く。

「ど……何処に?も……戻らないと……ライヴが」
「戻るよ……ほなみを抱いた後で……」

 彼の唇が妖しく歪み、ほなみの全身が甘く震えた。
 西本はツリーの広場から直ぐのシティーホテルへ迷わず入っていくとフロントへ向かう。
 上品なホテルマンがフロントで二人を出迎えた。

「……二時間程休みたいんだけどいい?」

 ただ「休む」わけではない事は分かる。
 隣のほなみは真っ赤になった。
 フロントマンは笑顔で頷きカードキーを西本に渡した。

「エレベーターはそちら正面にございます……どうぞごゆっくりおくつろぎください……」
「ありがとう」

 西本はホテルマンに笑うとほなみの肩を抱いて歩き出した。

「さあ……行くよ……ほなみ」

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