この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Christmas adventure(改稿版)
第1章 サンタとペコリーヌが笑う夜
そうだった、とほなみは今更ながら思い出す。
12月に入ったその夜から大晦日まで、この公園の巨大な木はクリスマス仕様に華やかに飾られて、夜にはイルミネーションが灯る。
記念すべきその年の初日のツリーの点灯がローカルニュースになる位に名物となっているのだ。
智也と結婚する前に、ここに一度だけ来た。
プロポーズされてから、全く知らない内に色んな事が決められていて、ほなみが彼に怒った事がある。
『二人の事なのに、何故私には何も決める権利がないの?』
と、自分にしては珍しく憤慨して智也に噛みついたのだ。
初めてほなみが大きな声を出した事に驚いた智也は、ご機嫌を取る為にイヴにホテルのディナーにほなみを連れて行った。
思い出した途端に現実に引き戻されてしまい、身体も心も冷えていくのを感じた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


