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Christmas adventure(改稿版)
第1章 サンタとペコリーヌが笑う夜
「に……西くんっ」
「ほなみ、頑張って走って!」
強く手を握られ、ほなみは何も考えられなくなる。
ただ懸命に引っ張られるまま、時折転びそうになりながらひたすら背中を見ながら走った。
赤や緑にキラキラの金銀の混じるクリスマスの色で浮かれる街中を駆け抜けて居ると、このまま二人で遠い所へ行ってしまいたいという思いが胸を過る。
そして、CaIIingからかなり離れた場所まで来てしまった。
西本は少しずつスピードを緩め、ようやく走るのを止めてほなみを振り返る。
「……もうここまでくれば流石に大丈夫だね……ほなみ、大丈夫?」
「う……う……う、ん……っゲホッ……」
息も絶え絶えのほなみが咳き込むと、西本は彼女の背中を擦った。

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