この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Christmas adventure(改稿版)
第1章 サンタとペコリーヌが笑う夜
「西くん……」
ほなみが咄嗟にその腕を掴んだ。
だが、彼はほなみを見ないまま手を振りほどいて行ってしまう。
「ほなみ……放っておけ……いずれ戻るだろ」
綾波が苦い顔で言うが、ほなみは一言
「私、連れ戻して来ます!」
と叫び、飛び出した。
「あ、ほなみ――!西くん、なんか怒った顔して出ていったけど……」
あぐりがCaIIingの前の信号を渡った先の大通りを指差した。
相等な早足で歩いている。
ほなみは(もうあんな遠くに居るのーー?)と慌てて横断歩道の信号が点滅する中、強引に横断する。
間もなく物販が始まる時間で既にCaIIingの周辺にはファンの列が出来ていた。
「ねぇ、西くん、ライヴ前にお出掛け?」
「一人で普通に居たけど、びっくりしたね~」
「今、目の前通ったけどカッコいい~!」
「わ~!物販並ぶの止めて追い掛けようか?」
走るほなみの耳にファン達のざわめきが一瞬入った。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


