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Christmas adventure(改稿版)
第1章 サンタとペコリーヌが笑う夜
「――だからその言い草がプロ失格なんだよ!」
綾波が彼を突き飛ばした。
西本は床に転がる。
ほなみは思わず身体をすくめ目を瞑った。
「祐樹!」
亮介が西本を起こすが、西本は冷たい目を向けてその手を振り払い、こう言い放つ。
「悪いけど、今の俺はこんなラブソング歌えないんだよ!俺のやり方に文句があるなら……俺がバンドから降りる!」
「ゆ、祐樹!?」
亮介が目を丸くして、野村も唖然とした。
殴り掛かろうとする綾波を、三広が必死に止める。
西本は、ステージから軽い身のこなしで飛び降りて出口に向かって早足で歩いてくる。
ほなみに気付くと、一瞬驚いた顔をするが、すぐに目をふせて横を通り過ぎた。

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