この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ
Christmas adventure(改稿版)
第1章 サンタとペコリーヌが笑う夜



「……ううん、大丈夫!私も手伝うね!」

 ほなみは無理矢理笑顔を作り目の前の段ボールを開けてグッズを袋に詰めていく作業を始めた。

「ほなみちゃん、あぐりちゃん!それが終わったらこれも頼むよ~」

 浜田が台車で何やらまたグッズを運んで来た。

「あと30分後に先行物販始められる様に頑張りましょう~!おお――!」

 浜田が拳を天に向かってつき出すと、皆も合わせて声を上げた。

『……は恋(旋律)を撒いた……君は恋を奏でた……』
 
 不意に流麗なピアノの調べと共に西本の歌声が聴こえて、ほなみは手を止めた。
 先程の甘い囁きとくちづけが甦ってズキリと胸の奥が痛む。
 好きなの――と、飛び込んで行けたらどんなに良いだろうか。
 でも、自分にはそんな資格はない……
 なのに何故、心はこんなにも思い通りにならないのだろうか。
 ほなみはグッズの缶バッジを梱包しながら、眼前に広がるクリスマスイヴに浮き立つ街を眺めた。
 行き交う人々が皆、自分よりも幸せで、自由に生きているかの様に見えてしまう。
 もしもサンタクロースが居て、望みを叶えてくれると言うのなら、時間を戻して欲しい。
 
(西くんに出会う、恋の苦しさを知らなかった自分に戻りたい……)



/53ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ