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Christmas adventure(改稿版)
第1章 サンタとペコリーヌが笑う夜
「もうっ!」
ほなみは頬を僅かに紅くしながら脚立の一番上にのぼり、ひと際輝く大きな星をツリーの先端にくくりつけた。
「……出来た」
達成感に息を吐き、ふと下を見ると、その高さに唐突に恐怖を感じて足がすくむ。
「どうした……降りてこい」
綾波が呼んでいるが、ほなみは一歩も足を進める事が出来ない。
「あ……綾波さ……怖……い」
「そこに居ろ」
綾波は下から上がってくると、すっかり腰の引けたほなみをひょいと抱えたまま脚立を降りた。
その間、ほなみは怖くて目を開けていられなかった。
地面に足が着く感触がして、ホッとして瞼を開ける。すぐ目の前に綾波の顔があり、息を呑んだ。
綾波は真っ直ぐにほなみを見据えていた。
「もう大丈夫だぞ」
「は、はい……すみませんでした」
ほなみは彼から目を離せずに居たが、ふと我にかえる。
腕の中から逃れようと身を捩るが、綾波は力強い腕でほなみを抱き締めたままだ。

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