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恋のたまご、割るのはダレ?
第4章 嵐を呼ぶニューフェイス




時代劇に出て来る、女くの一の様に、ゆうみは背を低くしてサササと皆の所まで小走りする。


昌美と紗由理、鉄平がゆうみを心配していたようだ。



「ドゥルッ……
起きて来て大丈夫なの?」

「かわいそうに……
貧血かしらねえ」


「す、鈴田さん……
大丈夫?
ひょっとしてブルーデイ……ぐへっ」



「セクハラ発言は禁止だよ?大池君」



鉄平に、茂野課長が笑顔で鉄拳を頭に振るった。



ゆうみが皆に頭を下げて
「ご心配かけてすいません」


と小声で言ったその時、社長がマイクの電源を入れるとキイーンと大きくハウリングする。



「あ、ああー、失礼。
大事な事だから、マイクで言いますよ……
マスダジム80周年という事で、先程次長が言ったようなプロジェクトを実現すべく……
皆様には奮起していただきたい……
そして、本日ここで……
某有名企業からヘッドハンティングした、有望な新人を皆さんに紹介します……」


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