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恋のたまご、割るのはダレ?
第4章 嵐を呼ぶニューフェイス
――――――――――――
「北風すさぶうう~
日本海~をぉぉ~
渡る~鳥いいぃ~はぁぁ~」
会社の給湯室から、昌美の声が聞こえてくる。
ゆうみは、重い身体を支える様にしてモップを手に四角い処を丸く拭くというやる気の全くない拭き掃除をしていたが、昌美の声に誘われる様にモップを引き摺りながら給湯室へ向かう。
「凍てつくうぅ~
風ぇ~にぃぃもぉぉ~
消せはぁ~しないぃ~
ジャンジャン!」
相当、歌に熱が入っているらしく、シンクを叩く音が響く。
「女のぉ~!
~ぅおんなぁのぉぉ――――!」
ゆうみが給湯室の暖簾をくぐったその時、正にクライマックスの昌美は食品ラップの箱をマイクに見立てて絶唱中だった。
ゆうみの姿を見ると、ラップを持ったまま眉を上げる。
「あら、ゆうみ。
おっは――!
ドゥルドゥルドゥル……」
「北風すさぶうう~
日本海~をぉぉ~
渡る~鳥いいぃ~はぁぁ~」
会社の給湯室から、昌美の声が聞こえてくる。
ゆうみは、重い身体を支える様にしてモップを手に四角い処を丸く拭くというやる気の全くない拭き掃除をしていたが、昌美の声に誘われる様にモップを引き摺りながら給湯室へ向かう。
「凍てつくうぅ~
風ぇ~にぃぃもぉぉ~
消せはぁ~しないぃ~
ジャンジャン!」
相当、歌に熱が入っているらしく、シンクを叩く音が響く。
「女のぉ~!
~ぅおんなぁのぉぉ――――!」
ゆうみが給湯室の暖簾をくぐったその時、正にクライマックスの昌美は食品ラップの箱をマイクに見立てて絶唱中だった。
ゆうみの姿を見ると、ラップを持ったまま眉を上げる。
「あら、ゆうみ。
おっは――!
ドゥルドゥルドゥル……」

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