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恋のたまご、割るのはダレ?
第4章 嵐を呼ぶニューフェイス
勇子は、味噌汁をよそいながら洗面から聞こえてくる叫びに、少し眉をひそめた。
「全く……
また何かおかしな妄想でもしてるのかしら……」
ゆうみが突然絶叫するのは良くある事なので、勇子も何も不審に思わない。
「ん~!
今日の糠漬けも美味しく出来てるわあ!
今度はお茄子と白菜を漬けちゃいましょ~!」
勇子はキュウリをポリポリかじりご満悦で、尚も続くゆうみの黄色い叫びには気を留めもしないのだった。
ゆうみは洗面所で錯乱していた。
貴也とホテルに行き犯されそうになり、ゆうみは貴也に頭突きやら何やら攻撃をして……
そしたら、貴也になんか知らないが好きだと言われ……
その後急激に眠気を催してベッドに横になった……
そこまでしか、昨夜の記憶が無いのだ。
大体、自分はどうやって家まで帰ってきたのだろうか?
ゆうみは髪をグシャグシャに掻きむしり、地を這うような呻き声を上げた。
「うあああアアアアア……わからにゃい……
アイドンノー!
ノォ――――っ!
ギャアアアアアア」

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