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恋のたまご、割るのはダレ?
第4章 嵐を呼ぶニューフェイス
気だるい身体を無理矢理起こしベッドから降りて部屋から出てリビングを通ると、勇子がキッチンで玉子焼きをフライパンで返している最中だった。
「いい匂い~!」
ご飯の炊ける匂いと玉子の匂いで一気に食欲が湧き、ゆうみはテーブルの椅子に腰掛ける。
「オハヨ~ゆうみ。
ほら、ご飯は自分でよそいなさい?」
「は~い……」
炊飯器を開けると、白米が艶々と輝いている。
ゆうみは、幸せを感じながらシャモジを入れた。
「二日酔いは大丈夫そうね?その様子じゃ……」
勇子は玉子焼きを包丁で切り分けて、真剣な目付きで大根をおろす。
「ふうん?……あ、そう、そうだ……ね……?」
ゆうみは、違和感を覚えながら緑茶を啜るが、ふとその違和感の正体に気がつき、
「ぶ――――」
と茶を盛大に噴き出した。
「ゆうみっ――!何をしてんのよ――!」
勇子が目を剥いてタオルを顔に向かって投げてきた。
見事にゆうみの顔に命中する。

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