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恋のたまご、割るのはダレ?
第4章 嵐を呼ぶニューフェイス
『……ほら……朝だぞ?早く起きないと……
チューしちゃうぞ?』
スマホが振動と共に、甘い声で朝を告げる。
ゆうみは、嵌まっている乙女ゲーの
"白崎くんの言いなりになんて、ならない!"
のキャラのボイス目覚ましで朝を迎えるのだ。
ゆうみは胸にお気に入りの縫いぐるみ
”バニっぴー"を抱いて寝返りを打ち、時間を見る。
「……七時かあ……
あと五分……」
ゆうみはスマホを握りしめたまま、目を瞑り再び眠りの世界へと旅立つが、また甘い声が響く。
『……ほら……朝だぞ?早く起きないと』
「う――――」
ゆうみは目覚ましのスヌーズを止め、ムクリと半身を起こして欠伸する。
「ふああ……
今日は……全体朝礼で……女子は事務所フロアの掃除とか……
お茶の用意があるから……早く行かなくちゃだよね……」

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