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恋のたまご、割るのはダレ?
第3章 初チュー?なのに!
ゆうみは十五の夜に
"もう、自分には後が無い"
位の悲壮な気持ちで、唱えたあの呪文を、微睡みながら呟いた。
……あんばんだんてぃーら
あんばんだんてぃーら
げつんばんな
げつんばんな
えくえくえくえく
光輝く美しきわたしの王子よ
わたしのもとへと
舞い降りたまへ
願いたまへ
叶えたまへ
わたしを愛でつつみたまへ
「……光輝く……私……の……たま……ご」
ゆうみの霞がかった意識に、ある名前が突如甦った。
「私……の玉子……
ウィリ……アム……
ウィリアム……玉子……」

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