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恋のたまご、割るのはダレ?
第3章 初チュー?なのに!
その時、白い目映い光で包まれ、ゆうみの微睡みは醒めた。
自分の身体に掛かっていた毛布は剥がれ、寒気を覚えてくしゃみをすると、甘い香りと共に柔らかい感触が頬を擽った。
(……み)
優しく、何処か懐かしい声が聞こえる。
「ふえ……?」
(ゆうみ……)
「ひゃい……私……は、ゆうみ……」
ゆうみは、目を開けようとするが余りの眩しさに顔を背けてしまう。
まるですぐ側に太陽があるようだ、と思う位に眩しい。
頬を何かで包まれる。
よく分からないがとてつも無く心地よい感覚だった。
(……やっと、僕を呼んでくれたね……)
唇に、羽毛が触れた様な感触と、甘酸っぱい味が入り込む。
身体がふわふわ、と浮いた感覚に包まれた。
(なんだか私……空を翔んでるみたい……)
(一緒に翔ぼう……
僕の可愛い……ゆうみ……)
ゆうみの足がベッドから離れ、宙に浮いているのがわかった。
けれど、怖くない。
誰かが……優しくて、力強い腕でゆうみを抱き締めて居るからだ。
「……あなたは……」
ゆうみは、眩しさを堪えて瞼を開ける。
自分を抱き締める優しい腕が誰か分かる前に、ゆうみは完全に眠りに落ちた。

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