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恋のたまご、割るのはダレ?
第3章 初チュー?なのに!
貴也は、鼻血を垂らしながら、ゆうみの足首を再び捕まえようと這ってくる。
その奇怪な光景に、
"B級ゾンビ映画のワンシーンを今、夢で見ているのではないだろうか?"
とゆうみは思ってしまった。
ゆうみはホラーや心霊物が苦手なのだが、もしもそんな物をたまたま少しでも閲覧してしまった日の夜には、必ずそれとそっくりの悪夢を見るのだ。
(――そう、あの十五の夜に、粉まみれで貴也とチューしたのは夢!
そして、今ラブホでゾンビ貴也に襲われそうになっているのも、夢よ!
ザ、ナイトメア――!
はっはっは――!)
ゆうみは、無理矢理、希望的な観測をしてみたが、貴也の腕が脹ら脛をガシッと抱き締める感触に絶叫した。
「ギャア――!
ねえっ!これは夢でしょ?
ゆ、夢なら許してあげるからああああっ!
許してあげる+(プラス)、今日だけの特別プライス!
社食の一日五食限定
"スーパーメガヤバス定食"
奢ってあげるしぃいい」

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