この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋のたまご、割るのはダレ?
第3章 初チュー?なのに!
貴也は、真っ白い顔になり、股間を両手で押さえてバタリと倒れた。
口がパクパクと動くが、痛みのあまり声も出ないのだろうか。
泡まで噴いている。
ゆうみは、ベッドから飛び降りて、収納クローゼットを見つけると慌ただしく服を身に付けていく。
指が震え、ストッキングをスムーズに履く事が出来ずに苦戦していたら、いつの間にか貴也が苦しみながら這って来て、ゆうみの足首を掴んだ。
「ぎっ!ヤアアアア」
ゆうみは、思いきりキックを貴也の顔面に決めた。
どうにかストッキングを穿いて、姿見で三秒程、自分の身なりをチェックしてからバッグを探し回る。
「バッグ……
私のバッグ、どこへやったの――?
貴也っ」
貴也は、虫の息だったが、顔だけ上げて唇を動かして何かを訴えている。
「……え……り……ねぇ……じで……」
「あ――、はいはい!
お前、あり得ねぇ、マジであり得ねぇ、かしらっ?」
ゆうみは、貴也の言わんとする事が大体分かった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


