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恋のたまご、割るのはダレ?
第3章 初チュー?なのに!
ゆうみは、先程見た夢の中で貴也とキスした事が頭に過り、同時に何故か頬がとてつもなく熱を持つ。
貴也の掌にも勿論、その熱さは伝わり、彼の目を潤ませた。
「ゆうみ、すっげ顔、熱い……ドキドキしてんの?」
「ぐっ……
か、風邪ひいた、のかもね――っ
近寄ると、移るよ?
ほらっ!離れて離れ――」
貴也の唇が、ゆうみの小さな唇を塞いでしまった。
「……」
「……」
何秒間か、そのままで居たが、貴也は唇を離し、世の中の女の九割を悩殺するのではないかと思う程の破壊力を持つ微笑みと共に、ゆうみを真っ直ぐに見て囁いた。
「風邪でも何でも……移していい」
ゆうみは、目を点にして固まっていたが、次の瞬間、火事場の馬鹿力だろうか、貴也の腕の拘束を振りほどき頭突きをかました。
そう、貴也の股間に――

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