この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋のたまご、割るのはダレ?
第3章 初チュー?なのに!
貴也は可笑しそうに笑っている。
「ハッハハ……
つまり、貴也様が素敵で眩しくて見れないわっ☆
て言いたい訳ね」
「バ――!
バカッ!何故そういう解釈になるのよ――!
あんたなんか、私にちょっかい出さなくたって女の子が寄ってくるでしょ――っ?」
ゆうみは、頭を貴也の手でしっかり捕まえられながら懸命に首を振った。
貴也は面白い物を見るように、必死なゆうみを眺めている。
貴也の魅力的な眼差しからはやはり何かが出ている。ビームなのか怪電波なのか怨念なのか……
まともに喰らったら危ない――ゆうみは至近距離の貴也の目をまともに見ないように抗っていた。とは言っても奴に捕まえられて固定されている為に、自分の目の玉を所在なく上下左右に動かすしかない。
そんなゆうみが可笑しくて、貴也は吹き出す。
「……なんだよ変な顔して……」
「へっ……変で悪うございましたね――っ」
「で……俺に寄ってくるって?誰が?」
「えっ……?た、た例えば――
総務のマドンナの桜林美緒(さくらばやし みお)とか!
あの人、私達が付き合ってるって勘違いしてて、私が桜林のデスクの横を通る度に日傘やら脚やらササッ!て出してきて、ワザと転ばせて来るのよ――!
今度、ちゃんと否定しておいてよねっ!」
「なんで否定するんだよ」
「なっなんでって……」
ゆうみは絶句した。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


