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恋のたまご、割るのはダレ?
第3章 初チュー?なのに!
「うう……」
ゆうみは、絶句する。
そんな事を言った様な気もするし、もっと過激な台詞を貴也に浴びせた様な記憶も無きにしも非ずだ。
貴也は、ハンサムだ。
下手なその辺のアイドルよりも綺麗な顔をしているし、それだけだって目を引く。
それに加えて頭も良いし、リーダーの気質もあり小学校でも中学校でも毎年のようにクラス委員長をやっていて人望もあった。
いわゆる一つの、天が二物も三物も四物も与えた事例って奴だ。
ズルい、とゆうみは思う。
そんな貴也が自信たっぷりにほくそ笑むと、ある種のオーラが発せられている様で、眩しくてゆうみは目をぎゅうと瞑った。
「なあに……?
目ぇ閉じて、キスして欲しいってか?」
貴也の指がぷっくりとしたゆうみの下唇を摘まむと、ゆうみは目を瞑ったまま全力で否定した。
「違う違う違う――!
これは……
ごっ……あんたの後光が目に刺さって痛いから――!」

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