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恋のたまご、割るのはダレ?
第3章 初チュー?なのに!
「お前な……
背中から羽の生えた王子が空からバッサバッサと舞い降りてくるか、白いお馬さんに乗ってパッカパッカとやって来るまでこんな無駄な事を続けるのかよ」
貴也に初めて、趣味(趣味ではなく、すがっている物と言うべきかも)
の事に対して否定の言葉を言われて、ゆうみは愕然とした。
「むっ……無駄!?無駄なんかじゃ……ないもっ……げほおっ」
噛み付く様に貴也に食って掛かろうとするが、小麦粉が気管に入りゆうみは激しく噎せる。
「ほら……言わんこっちゃない。
もう帰って風呂入って寝ろよ。
お前デロデロだぞ」
確かに、ゆうみはデロデロのドロドロだった。
小麦粉を被った為に髪も身体も真っ白けで、涙と洟で顔は粉がふやけて玉になっている。
こんな姿の自分を鏡でみたら、間違いなくゆうみは卒倒するだろう。

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