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恋のたまご、割るのはダレ?
第10章 ヒロインを助けるのは、ダレ?


「呪い……そう、私は呪いをかけられ……壺に閉じ込められていたんだ……気の遠くなるような歳月……」

「壺……?」



 何かひっかかり、玉子は何秒か考えを巡らせるが、あっと声を上げそうになった。そういうえば、商品開発課の前に細かい奇妙な柄の大きな壺の置物があった!

 まさかとは思うが、あれが?

 玉子の中で思い付きが確信になろうとした時、ゆうみの口が歪み、身体中が痙攣する。ゆっくりと右手を上げ、玉子を指差してから、倒れている貴也の方へ指先を向けた。



「お前たちーーこの娘が欲しいんだね?」

「そんな事、お前には関係ないと思うけどね」

「あるのさ、それが」

「ーー?」



  

 
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