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恋のたまご、割るのはダレ?
第10章 ヒロインを助けるのは、ダレ?
やったかーー?
玉子はとどめを刺すべく、ミッドナイトブルーの瞳を細め、塊を踏み潰そうと歩み寄る。
「無駄無駄無駄……無駄だよ」
背後からの声に振り向くと、横たわったまのゆうみが口以外全く動かさずに喋っている。ゆうみの声だが、ゆうみの意思で喋っているのではない事が直ぐに分かった玉子は舌打ちした。
「お前は何なんだ?何処から来た?ゆうみに取り憑いて何をするつもりだ?一体何をしたいんだ?」
「くくく……そんなにいっぺんに質問されてもねえ」
「答えろ!」
いつもの柔和な表情を一変させ、玉子が怒気を孕んだ声で問い詰めるが、返ってくるのは小馬鹿にしたような笑い声だ。

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