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恋のたまご、割るのはダレ?
第10章 ヒロインを助けるのは、ダレ?


 玉子はミッドナイトブルーの瞳をいっそう美しく輝かせ、ゆうみの細い薬指に集中する。


「ーーゆうみはどうやら、さっきのトカゲ……それもただのトカゲじゃない、強力な怨念か何かの化身に取り込まれた」


 サラッという玉子に、貴也の目が点になる。


「おん……せん?」

「怨念だって」

「あああーーアレか!怨念がおんねん!ってやつーー!ははははーー!って、何を戯けた事をーー!」


 貴也は玉子の首根っこを掴もうとしたが、玉子に触れようとした瞬間に身体中に電流のような衝撃が走り、悲鳴を上げて倒れ踞った。




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