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恋のたまご、割るのはダレ?
第10章 ヒロインを助けるのは、ダレ?
「まあまあ、折角カッコいいのにそういう顔しないの!男の嫉妬は時と場合によっては見苦しいからね~☆」
「そっそいういう顔ってどういう顔だよ」
「うーん……ちょっとブヒーな顔かなあ」
――ブヒーっ?
貴也の頭の中は無数の?が溢れかえるが、玉子に抱かれたゆうみが先程から何も喋らないのが気になり、彼女の顔を見て青くなった。
「ゆ……ゆうみっ!どうしたんだよ!」
ゆうみは目を開いているが、その顔には表情がなかった。虚ろな瞳の奥には底知れない闇のような物が見えて、貴也の背に寒気が走る。
玉子はゆうみの頭をそっと撫でて苦笑いする。
「そうだね……ちょっと妖しい気に酔ってるみたいだね」

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