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恋のたまご、割るのはダレ?
第10章 ヒロインを助けるのは、ダレ?
ペンは見事にトカゲの片目に命中して、トカゲは耳をつんざくような声をあげながら力を失い落下した。
バアン!という大きな音と共に床へ転がったトカゲは、みるみるうちに小さくなっていき、掌に乗るほどになってしまう。呆然とする貴也は、いつの間にか玉子が空中に浮いていた筈のゆうみをお姫様抱っこして目の前に立っているのに気付き、ムカッとして怒鳴った。
「玉子っ!ゆうみを離せよ!」
「流石たかぴー、ナイスコントロール!大トカゲは虫の息だよ」
玉子は世の大多数の女が蕩けそうな笑顔だが、貴也は面白くない。
「チックショー!俺が助けてゆうみを抱っこしてチューしてやる予定だったのに!」
プラチナブロンドの美しい色の瞳の玉子がゆうみを抱く姿はとてつもなく様になっていて、またそれが貴也の癪に障る。

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