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恋のたまご、割るのはダレ?
第10章 ヒロインを助けるのは、ダレ?
「うわあああ――っ」
「貴ぴ――!」
二人とも天井に強く打ち付けられるかと思われたが、玉子の瞳が強く緑に光ると、彼は月面宙返りをしながら貴也を抱き留め、自分達に向かってくる竜巻に向かい「ふっ」と軽く息を吐いた。
すると狂暴な勢いの竜巻は一瞬で小さなトカゲの姿に変わり、床に落ちた。
「ひっ……なななな」
貴也は玉子の腕の中で目を白黒させて股間を押さえ痛みに蒼白になったが、至近距離で玉子に「大丈夫?貴ぴー、僕がキスすれば治るけど……する?」と笑いかけられて赤面したり忙しい。
「いいいいらんっ!そんなもん要らん――!今に……おうっ……痛い……今におさまっ」
「しょうがないなあ」
玉子は、首を振る貴也の顎を掴み素早くキスした。

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