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恋のたまご、割るのはダレ?
第10章 ヒロインを助けるのは、ダレ?
「ゆうみ……どうしたんだ……目を醒まして」
玉子は険しい色をそのミッドナイトブルーの瞳の底に滲ませながら、早口で不思議な言葉でゆうみに語りかけ、指を両の太股に這わせながらキスをするように唇を落としていく。
「くっ……玉子――!やめろテメエエ!ゆうみの処女は……俺が貰うって決めてるんだからな――!」
「……貴ぴ――、少し黙ってて」
「――ぐうっ!」
玉子が、見えない壁に両の拳を何度も打ち付けて怒鳴る貴也にチラリと流し目を送ると、貴也は身体が動かなくなる。なにかで縛られているかのように。

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