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恋のたまご、割るのはダレ?
第10章 ヒロインを助けるのは、ダレ?



「……?」



 玉子は怪訝な表情をすると、先程の呪文のような言葉を低い声でゆうみの乳房を両手で鷲掴みにして円を描くように揉みながら唱える。



「た……たたた玉子――!お前――!おおお俺もまだそんないやらしい事させてもらってないのに……ゆゆ許さん――!」



 貴也は怒りに顔を真っ赤にして玉子に向かって飛び蹴りを繰り出すが、貴也のキックは目に見えない壁に跳ね返された。
 
 当然、貴也は足を強打してダメージを負い、右足を折り腕で抱えて痛みに呻く。



「ち……ちくしょ……何なんだよっ!」

「貴ぴ――、ごめん、今僕バリア張ってたから」



 ゆうみの頬や首筋にキスを何度もしながら玉子は振り向かずに言うが、貴也は悔しさに歯ぎしりした。



「お……おまえっ……俺の前でよくもそんな事を――!」

「誤解しないで……これはゆうみを覚醒させる為の行為だよ」



 玉子はサラリと言うと、ゆうみの太股に手を滑らせた。


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