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恋のたまご、割るのはダレ?
第9章 貴也参上――!ってばよ!
玉子はいつの間にか貴也のすぐ隣に立っていて、しなやかな手で彼の肩をムギュムギュと揉んだ。
「おまっ……気安く触んな!」
「本当に貴ぴーは面白いねえ。一人で百面相してるし。
でも怒った顔もイケてるね?エッチな事を妄想してる時の顔は口の端が下がっててちょっと残念だけど――
まあ、その分を差し引いても人間にしてはかなりカッコいいね……」
「た……たかぴー?」
目を真ん丸にする貴也の肩を、玉子はなお揉んだ。
玉子の手を払い除けようとする貴也だが、堂に入った玉子の絶妙な力の入れ具合と指使いに思わず「おおおう!きく――!」
と声をあげてしまった。

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