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恋のたまご、割るのはダレ?
第9章 貴也参上――!ってばよ!



でも今こうして彼女が腕の中にいる。

彼女を、幸せにすることが出来る。

そこまで考え、ふと玉子は、ゆうみにとっての幸せとは何なのか?と疑問に思った。

自分が彼女に愛を囁き、抱き締めて――

それが彼女にとって本当に幸せな事なのか?

『金髪碧眼のイケメンの腕の中で息絶えるのが最終目標』

と、ゆうみは常日頃から言っているが、それで本当にいいのだろうか⬅いや、良くないだろ

もっと他にゆうみに出来る事が自分にはあるのではないだろうか?



「――いててて……」



玉子は、柄にもなく一生懸命に考えすぎたせいか、頭痛に襲われていた。

こめかみを指で押さえ、深呼吸する。

短い呪文を唱え、程なくして痛みは治まった。

痛みが治まると、またムクムクと淫らな欲が甦ってきた。

ベッドの上の可憐なゆうみの肢体を眺め、再び身体を熱くする。

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