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恋のたまご、割るのはダレ?
第9章 貴也参上――!ってばよ!
「さあ……ゆうみ、覚悟して……」
ゆうみの秘所を隠す小さなショーツに手を掛けて、そのまま降ろそうと思うが、何故か出来ない。
ゆうみの寝顔に、何度も見た彼女の泣き顔がだぶっては消えて、また現れる。
きっと、このまま抱いてしまったら、彼女は確実に怒るし……泣くかも知れない。
やっぱり……泣くだろうか。
つまり、僕がゆうみを泣かすのか?
こんなに大切で可愛くて、ずっと会いたくて堪らなかった僕の女の子を、泣かす?
僕が――?
玉子の胸の奥が、ズキズキと痛み始めた。
顔をしかめながら、痛みを止める効力のある呪文を再び唱えるが、何故か痛みは一向に引かない。
それどころか、もっと強い疼痛となって玉子を苦しめる。

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