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恋のたまご、割るのはダレ?
第8章 貴也参上!



「おおおお……危ないっ」



貴也が飛び付いた事により、壺はバランスを崩して揺れ、茂野が支えに行く。



「ゆうみね、玉子君を探しに行ったのが~3時前よね?」

「そうですね……

あのあとすぐにお茶を淹れて、皆さんで喋ってたりしてたら……いつの間にかこんな時間でしたね!」



昌美と鉄平が呑気に言うが、貴也は慌てた。



「3時って……つまり……2時間以上戻って来ないって事ですかっ」

「まあ……そうねえ……一体何処まで玉子君を探しに行ったのかしら……ドウルドウル……」

「ひょっとして……玉子君とゆうみちゃん……きゃあ!」

「い……痛い痛い痛い!!紗由理さん、殴らないでくださ……ひいい」


きゃあきゃあ騒ぐ三人をよそに、貴也はギュッと握り締めた拳を、壺に叩き付けて呟いた。


「――くそっ……玉子め……」










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