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恋のたまご、割るのはダレ?
第8章 貴也参上!



「萩原く……ん?何をしてるんだい?」



茂野が、ドアを開けて不気味な物体を見るような目で見ているのに気付き、貴也は我にかえり壺から離れ、キリリとした表情に戻った。



「どうも、お疲れさまです茂野課長。

いや、相変わらず見事な坪だと思いまして」



爽やかに笑いながら貴也の頭の中では、如何にゆうみを口説きおとし&脅し、ベッドインしようかという不埒なシミュレーションが展開していた。

しかし、妄想のようにゆうみがヘロヘロになって貴也に夢中になる可能性は限りなくゼロに近い。

貴也に口説かれて堕ちる女は100人中97人は居ると思われるが、何せ相手はゆうみだ。

必殺イケメンビームを発動しても、ゆうみには通じない。

いっそのこと、ゆうみの好きなアニメキャラのコスプレでもやって気を引こうか――いやいや、貴也さまは自分の魅力で勝負するんだぜ!
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