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恋のたまご、割るのはダレ?
第8章 貴也参上!
貴也は長い脚を生かした素早く、かつ優雅なウオーキングで開発課へと向かう。
今夜はゆうみの家へ行き、二人で仲良く鍋をつつくと決めている。
本当に自分が食いたいのはキムチ鍋だが、匂いがきつそうだから今夜は普通にちゃんこ鍋なのだ。
勿論、材料も用意してある。ゆうみを酔わせる為のリキュールのカルーアと牛乳も。
鍋の後は、楽しくマリオカートに興じ、熱中しているうちにお互いの腕と手が触れあったりなんかして、熱く見詰め合うのだ。
そして二人はそのままベッドへなだれ込み――
(貴也……私、恥ずかしくて言えなかったけど、小さな頃からずっと好きだったの……)
(ふっ……わかっていたさ……ゆうみが俺に夢中だって……)
(もうっ……知ってたなら、何で何も言ってくれなかったのよ……い、じ、わ、る!つーん!)
(ゆうみの方から告白してほしくてね……だって、きっと告白する時のゆうみはとてもプリテイーなんじゃないかな……て、思ったんだ……
ごめんな?)
(も――!怒った!ぷんぷん!!
でも……キスしたら許してあげる☆)
「ゆうみいいいいい――っ」
貴也は、開発課のドアの前に飾ってある大きな壺を抱き締めて叫んだ。

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