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恋のたまご、割るのはダレ?
第7章 いやいや、ゆうみは僕のだから。~by玉子~
「あんた……茂野課長を味方に引き込んで何を企んでるのよっ!
それにねえ、何を呼び捨てにしてるのよ!失礼じゃないの!
窓際だとしてもねえ、目上の大人なんだから、呼ぶときは課長をつけなさいよねっ」
油断のならない彼の指が、ブラウスのボタンを外しかかっている。
ゆうみはプリプリ怒りながら蚊を払うような仕草でその手を払ったが、玉子に掴まれて、そのまま彼の胸に引き寄せられてしまう。
「ちょ……」
「ゆうみ……もういいよね?」
「いいよねって、なにがよ!」
玉子から、花の香りがして、はからずも胸がきゅんと鳴ってしまう。
貴也がつけているようなキザなコロンよりも、こういう然り気無く香る感じにゆうみは弱いのだ。
玉子は、頬を赤らめるゆうみを見て悪戯に瞳を煌めかせ、口の端を上げた。
「ふふ……ゆうみ、今ときめいてるだろ。僕に」
「――!!」
(――こいつ、色々と計算しているのかわざとなのか……
うううっ……悔しい)

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