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恋のたまご、割るのはダレ?
第7章 いやいや、ゆうみは僕のだから。~by玉子~
玉子の長い指が、ゆうみの額を軽く弾く。
「痛った……」
「これ、デコピンて言うんだろう?」
「そうだけどっ!!それが何よっ」
ゆうみは憤慨して玉子を睨む。
「これって、恋人同士がイチャイチャしながらするコミュニケーション……なんだろ?」
「はあああ――!?」
ゆうみの呪い(まじない)から生まれた?玉子だから、浮き世離れしていて当然といえばそうだが、一体何処の誰にそんな間違った情報を吹き込まれているのやら。
(それに、お前と何時何処で恋人同士になったって?何時何分何秒にっ!!えっ?!!言ってみなさいよ!!)
玉子はニコニコ嬉しそうにひと指し指を立てて再度デコピンをしようとしているが、ゆうみは首を振って断固拒否する。
「ええ……だめ?」
「あんたの指は無駄に長くて勢いがつく分痛いんだってば!」
「そっか……痛いのか……
ごめんね?ゆうみ」
玉子は眉を寄せ、ゆうみの額にチュッとキスを落とす。
初めて彼の口から「ごめんね」という言葉を聞いたゆうみは激しく動揺していた。

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