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恋のたまご、割るのはダレ?
第7章 いやいや、ゆうみは僕のだから。~by玉子~



不意に、顎を持ち上げられる。

玉子のミッドナイトブルーの瞳がゆうみを鋭く射抜く様に見詰めていて、ゆうみは瞬間見とれる。

やはり、イケメンはイケメンだ。

イケメンは正義、と言うのがゆうみの座右の銘の一つなのだが、玉子はそれを見事に体現している。

正義かどうかは正直かなり疑わしいが。

いや、玉子の中身は限り無くスケベの塊だろう。

その無邪気な笑みの中には、ゆうみをどうやって犯して虐めてやろうか、という策略が常に潜んでいる。

玉子の中身を知らない女子社員は、彼と社内で擦れ違ったり、その姿を見掛ける度に

「ほら……第一営業の萩原さんと……なウイリアム様よ!!」「きゃ――!!いや――ん!!」「こっち見た――どうしよ――」

等と黄色い声を上げるのだが。



(何がウイリアム様よ……

きゃーいやーん……だとか……どうしよ~だとか……

こいつの本性を知っても、そんな風に目をキラキラさせて騒げるのかしらっ?)



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