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恋のたまご、割るのはダレ?
第7章 いやいや、ゆうみは僕のだから。~by玉子~
しかし、口の中の薔薇が邪魔で――しかも吐き出す事が何故か出来ない。
(邪魔じゃ――!!ごらああ!!喰ってやろうか――オラオラオラ)
ゆうみは、半ば自棄っぱちで口をモグモグと動かして、花をかじる。
苦いと思っていたそれは甘くて美味だった。
(えええ?何これ……おいしっ)
ゆうみは止まらなくなり薔薇を食する。
あっという間に口の中で溶けて、数本あった花たちは腹の中へと消えた。
玉子は、そんなゆうみを優雅な笑みでじいっと見詰めていたが、ゆうみが全部食べてしまうのを見計らったように顔を近付け、キスした。
「むむ――!」
ゆうみは彼の髪を思いきり引っ張り、一気に何本か抜いてしまった。
ささやかな抵抗だったのだが、思っていたよりも大量に抜いてしまったようだ。
掌の中の束のプラチナブロンドを見てびびってしまう。
だが、玉子は平気な顔をして、更にゆキスを迫った。
「何にも痛くないよ……ふふ」
顎を持ち、上を向かせて魅惑の眼差しでゆうみを落とそうとする。
目で殺すというのはこういう事か、とゆうみは実感していた。
(――て、殺されてたまるかって――!)

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