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恋のたまご、割るのはダレ?
第7章 いやいや、ゆうみは僕のだから。~by玉子~
資料室は、玉子の怪しげで妙ちくりんな魔法によって、全く別の空間に様変わりしている。
天井に届きそうな棚も、そこから溢れそうな程に無造作に置かれていた試作品も、部屋の壁さえもない。
ただひとつベッドがあり、周りは星空。
宇宙……ここは宇宙空間だ!!
玉子の背中越しに流れ星が落ちるのを見つけ、ゆうみは願い事を唱えようとするも、未だに口の中に突っ込まれたままの薔薇が邪魔をする。
「うぬぬぬ――!!」
ゆうみは本気でムカついた。
玉子にしても、貴也にしても、こっちの気持ちや都合を全く考えずにガンガン何かを仕掛けてくる。
いや、貴也はゆうみの為に身体を張っておMEMEを尻で受け止める甲斐性を持ち合わせているが、この玉子はどうだ。
顔やスタイルは抜群にゆうみの好みだが、それだけだ。
ゆうみにとって、こいつは魔法を使って貞操を奪おうとする危険な変質者でしかない。
「そんな怒った顔も可愛い……
でも、僕のセックスで、スイーツよりも甘い笑顔に変えてア、ゲ、ル☆」
「ぶーんぬうううう――!ふぬううううう」
首筋にキスを落としながら被さってくる玉子の背中を、ゆうみはぶちギレながら殴った。
(せっくす――?せっくすって言ったねええ――今っ!!)

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