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恋のたまご、割るのはダレ?
第6章 お前は俺の物だろ!by貴也
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ゆうみは長い長い当時の出来事の回想からさめて、また寒気をおぼえて腕で自分を抱くようにして首を振った。
「ああ――っ嫌なこと思い出しちゃったじゃないの!
だから資料室には近づきたくないのに!
はあああ~思い出すだけでまた蕁麻疹が出そう……ガクブルガクブル」
ゆうみはあの時、全身に蕁麻疹が出てしまい、高熱で一週間入院する羽目になったのだ。
警備隊に連行された貴也は、すぐに嫌疑が晴れて、尻の傷も3日で治ってしまったらしい。
だが、退院した後もゆうみの精神的ダメージは笑えない程に酷かった。
髭アレルギーが益々悪化し、テレビを見ていても髭面のタレントが登場すると蕁麻疹を発症した。
そんな時にはお気に入りのコミックの、自分にとっての萌えシーンをひたすら眺めその世界に浸る。
すると、蕁麻疹が引いたり……引かなかったりした。

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