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恋のたまご、割るのはダレ?
第6章 お前は俺の物だろ!by貴也
叫びと共に、貴也の身体がゆうみを守るように被さってきた。
「ヌおおおおお――!!!!」
戦隊ヒーローものでヒーローにやっつけられて滅びる怪人の断末魔を思わせる貴也の咆哮を頭上で聞いたゆうみは、恐ろしさに身の毛がよだった。
貴也はお尻を両手で押さえて床に転がりもんどりうった。
その様は、本当に貴也が怪人で、やっつけられて「サ――」と砂になって消え去るのではないか、と思えてしまう程の名演技――
いや、演技ではなく本気で痛いのだろうけど……
とにかく物凄いリアクションだった。
ゆうみが、呆然と苦しむ貴也を見詰めていたら、バタバタと茂野が血相を変えて入ってきた。
「ゆうみ君!大丈夫かね?」
「だ――!!だいじょばないのは俺です――っ」
貴也は絶叫し、尻に直角に刺さったおMEMEを指差した。

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