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恋のたまご、割るのはダレ?
第6章 お前は俺の物だろ!by貴也
「にしても、萩原っちはゲイ疑惑を張らすのに必死よね――。
玉子君ていう美形が入社しただけでも社内の女共が大騒ぎなのに、加えて営業部のイケメンホープとのBL疑惑だとか……
ドウルドウル……」
昌美は、そこで掛かってきた外線を取った。
「お電話ありがとうございます!マスダジム商品開発課です……はい……
玉子、ですか?
お待ちください……」
玉子、というワードを発する時に、いちいちこっちを見るのをやめてほしい。
昌美は保留ボタンを押して第二営業部の内線にかけた。
「……お疲れ様です~玉子君に電話なんですけど……え、席を外している?
わかりました……」
昌美の指が内線を切り、電話口で詫びる。
「申し訳ございません……玉子はただ今席を外していまして……お急ぎですか?
はい……はい。わかりました……
戻り次第玉子の方から連絡を入れさせますので……
失礼いたします」
昌美が電話を切ったのは丁度ゆうみが玉子からのファックス用紙を憎しみを込めて睨み付け、シュレッダーに投入した時だった。

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